第7回オリーブ会関西支部交流会のご報告

交流会

先日の5月18日に開催された関西支部交流会の内容のご報告です。
 昨年の総会の対面開催に引き続き、今回の交流会も対面での開催となりました。実行委員、学年幹事様のご尽力で総勢91名もの参加者になりました。本当にありがとうございました。今回も若い回生(学生さんになります)(69,70,71回生)の参加者が総勢18名もあり、心強い限りでした。

 今回の司会は29回生の山本照満様が進行されました。終始、にこやかに会場をリードされ非常に良かったです。
 まず、木曽支部長代行(10回生)からのご挨拶で開幕いたしました。ご挨拶の中では故門田支部長のお話もあり、本当に惜しい方を亡くした思いで一杯になりました。

引き続き、本校教育後援会長の児玉様(36回生)から、まず国や広大からの予算が絞られていく中で、OBである皆様の教育後援会へのご寄付が必須な状況になってきています。その寄付について、「ふるさと納税」を利用した支援方法のご紹介を頂きました。ご賛同頂ける方は是非「ふるさと納税」をご活用下さい。その後「学校改革の現状報告」の話では、福山附属の改革の現状のご説明があり、とても民主主義的な改革とは言い難いといった内容の故門田先生のお言葉が非常に印象的でした。今後、福山附属がどうのようになっていくかに関しましては情報が入り次第、皆さまにも適宜、お伝えしたいと思っております。

交流会では2件の講演が実施されました。
まずは、29回生の平田様より「考えただけで機器操作:障害された機能の再建に挑む」というタイトルでの講演でした。ALS等により運動機能の障害を持たれた方の脳からの信号を直接検出することで、本人の代わりにロボットや機器の操作が可能になる世の中を目指して、各種機器の開発、脳波の解析等、自ら先頭に立って推進されているという非常に刺激的な内容のご紹介でした。是非、実用化に向けて技術を高めて頂きたいと思いました。また脳波の解析という事で最新のAI技術が活用されている点にも非常に興味がわきました

次に30回生からは坂田様より、「海洋プラスティックを減らそう(廃棄漁網のリサイクルを例にとって)」というタイトルでの講演でした。プラスティックによる海洋汚染の現状紹介から、その対策として非常に小回りのきくシステムで漁網のリサイクルが可能なシステムの立案・構築・実用化検討を実施され、「RE:ism」というプロジェクトで、今ではご賛同いただけるメーカーが飛躍的に伸びてきているというご紹介がありました。海洋プラスティック問題はもはや他人事では無く、危機感をもって、立ち向かっていく必要がある点を強く感じました。

以上で、交流会は終了し、引き続き、懇親会へと移りました。今回はケータリングを活用し、場所はそのままで机のレイアウトのみの変更で懇親会を行うという初の試みでした。不手際等もあったかとは思いますが、ご容赦いただけますと幸いです。
乾杯のご挨拶は今回も、恒例の5回生の松岡様にしていただきました。毎回、本当にありがとうございます。大先輩として毎回、感謝しています。

その後は各テーブルに分かれて、約90分間、ご歓談を頂き、懇親の場を深めていただけたかと思います。今回の参加回生は5回生から71回生ですので60歳以上の年齢差のある中での交流という事で、本当に価値のある場がご提供できたのではないかと思っています。

最後に鹿浦幹事長より、今回の実行委員(29回生、30回生、69回生、70回生)の紹介、来年の5月17日の総会の開催案内がありました。
オリーブ会関西支部の全体行事は毎年、5月の第3土曜日です。皆様、是非、予定は空けておいて下さい。

 最後に参加者全員で校歌を合唱しました。歌詞はご準備できませんでしたが、皆さま、本当に何の問題もなく合唱され、大いに盛り上がり、その後、柳井実行委員長より、締めのご挨拶と、一本締めをして頂き、盛会の中、交流会は終了となりました。

 今回も総会に引き続き、対面で開催ができ、しかも、非常に多くの方にご参加頂けたという事で非常に良かったと思っております。ご参加された皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 来年は総会の年です。次回も、どうかよろしくお願いします。

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